明晴学園へ
先日、品川区八潮市にある
「明晴学園」さんを訪れました。
聞こえない子・聞こえにくい子が通う、私立の特別支援学校です。
日本手話を第一言語にして、日本語を覚えていくという、日本でもめずらしい学校。
日本手話は「手」の動きだけでは何も伝わらなくて「表情」も手話の一部だそうです。
学校に飾られている子供たちのお写真は、とーっても表情豊かだな〜と思いながら見ていたので、
なるほど!
その理由がわかりました^_^
こちらの学校には、知的障害+聴覚障害など、重複障害児は今のところいないそうです。
私立の特別支援学校だと制度上で課題もあるからのようです。
決算特別委員会の「教育費」の時にもお話したのですが、
日本は、世界と共に、インクルーシブ教育をやると宣言しました。
しかし、今の日本の教育は「分けて」いる教育です。
特別支援学級も特別支援学校も、インクルーシブ教育の一部だと国は言っています。
それは間違いなくインクルーシブとは言いません。
現状、本来のインクルーシブ教育には程遠く、かなりの整備が必要なのは確かです。
その整備していく過程において、いくつかの選択肢があるということは、その子にも家族にも望ましいことかと思います。
しかし、例えば、耳の聞こえない子や、医療的ケアが必要な子、あらゆる障がい児たちに、現在は、選択肢がありません。
ですからまずは、地域の普通学級において、あらゆる子供たちを受け入れられる体制を整えていきたいと思っています。
まずはそこから。
地域の学校に、地域のお友達と一緒に通う。
当たり前で自然なことかと思います。
多様な子供がいることを、自然と感じられます。
感じることから学びに変わるのだと思っています。
それを実現するため、私自身、たくさん目で見て、たくさん感じて、みんなが自分らしく幸せを感じられる品川区に。
森沢都議、おくざわ都議、斉藤都議と、訪れました。
いつも勉強になります。
ありがとうございます!
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